建通新聞社(神奈川)
2021/04/27
【神奈川】横浜市 下水道施設の包括的管理委託へ
横浜市環境創造局は南部汚泥資源化センターと金沢水再生センター前処理施設の包括的管理委託の時期契約に向けた手続きで、5月下旬から6月をめどに委託先選定の総合評価一般競争入札を公告する。
下水道施設の維持管理に民間企業のノウハウを活用し、業務の効率化とコスト縮減を目指す取り組み。選定スケジュールの詳細は確定していないが、第2四半期に提案書の提出を受け付け、第3四半期に受託者を選定して包括的管理委託契約を締結する。履行期間は2022年4月〜28年3月の6年間。
南部汚泥資源化センター(金沢区幸浦1ノ9ほか7カ所)は4期目の更新。下水汚泥の濃縮、消化、脱水、焼却などを行う。現在は月島テクノメンテナンスサービス(横浜市中区)が受託している。
金沢水再生センター前処理施設は3期目の更新。鳥浜第一工場排水処理場(金沢区鳥浜町13ノ13)と福浦工場排水処理場(金沢区福浦2ノ10ノ14)でシアン・クロムなどの工場排水を下水道に流すための前処理を行う。現在はJFE環境サービス(横浜市鶴見区)が受託している。提供:建通新聞社