白山市は、鳥越中学校大規模改造工事について、6月議会での請負契約承認を目指し、準備を進めていく方針だ。校舎は建築、電気設備、給排水衛生設備、空調設備の4分割で発注される見通しだ。
釜清水町地内にある鳥越中学校の規模は、校舎がRC造3階建て延べ3998平方メートル。1978(昭和53)年に建設され、老朽化が進んでいるため、設備を含めた大規模改修などを行い、生徒にとって安全・安心な学校施設の環境整備を図る。計画では校舎の内外装改修のほか、照明LED化やトイレ改修、管理諸室の空調更新などを実施する。厨房改修や煙突改修、グラウンド改修なども順次行っていく。22年度の全体完成を目指す。
実施設計は山岸建築設計事務所(金沢市)が担当。当初予算に2億7015万円を計上するとともに、22年度の債務負担行為として限度額4億184万1000円を設定している。