愛知県宅地建物取引業協会(名古屋市西区城西5ノ1ノ14)は4月19日、同協会の会館建て替えについて、基本・実施設計者を決めた。今後、基本設計を5〜10月、実施設計を11月〜2022年4月の期間でまとめ、工事に備える考え。
新会館の想定規模は延べ約2000平方b。300人が収容可能な研修ホールなどを設ける予定。建設事業費は、既存会館の解体費を含めて9億円以内(税込み)と見積もっている。施工者は22年5〜6月に選定し、同9月から着工、25年1月に完成させる見通し。
基本・実施設計は、石本建築事務所(東京都千代田区)が担当する。設計者は公募型プロポーザル方式で募集し、10者から応募があった。設計者の選定にあたり、書面とプレゼンテーションで審査を行い、同社に決定した。新会館の基本理念や建物の外見イメージ、内部のフロア構成、耐震・災害時の対応などの項目を審査の対象とした。
工事場所は名古屋市西区城西5ノ101他。敷地面積は1679平方b。容積率は200%で、建築面積は60%。
提供:建通新聞社