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日刊建設タイムズ社
2021/04/27

【千葉】基本調査のプロポ公告/成田市東和田南部区整事業/準備会への技術支援等/調査区域面積は約50ha

 成田市都市部市街地整備課は26日、「(仮称)東和田南部土地区画整理事業基本調査業務委託」に係る公募型プロポーザルを公告した。組合施行による土地区画整理事業を計画する東和田南部地区について、区画整理の前提条件を整理し、市街地環境影響評価により整備の必要性を明確化するとともに、基本構想を策定する。また、2020年9月に設立された「(仮称)成田市東和田南部地区土地区画整理組合設立準備会」への技術的支援を行う。
 調査区域面積は約50haを見込む。履行期間は22年3月25日まで。提案金額の上限は1689万6000円(消費税込み)。
 参加申請書類の提出は5月7日まで受け付け、11日に1次評価、31日に2次評価(プレゼンテーション)を行い、優先交渉権者を選定。6月中旬に受注者を決定する質問は5月12日から14日の期間に受け付け、18日に回答する。
 参加資格は▽参加資格者名簿に「測量」または「委託」部門に登載▽所在区分が市内業者、準市内業者または県内業者▽16年4月1日以降に、関東1都6県の地方公共団体が発注した産業系の土地区画整理事業を想定した基本調査・基本構想に係る業務実績を有する――など。
 同業務は、東和田地先に設置を構想している「(仮称)成田(東関道)スマートインターチェンジ」および、接続する市道東町吉倉線を活用した物流機能の強化や、空港周辺における産業促進に向けた都市基盤整備を推進するため、区画整理を活用したまちづくり基本方針を定めたうえで、まちづくり基本構想を策定し、土地区画整理組合設立準備会への技術的支援を行う。
 具体的な業務内容は▽調査地区の設定▽広域的条件調査▽現地踏査▽実態調査▽市街地環境評価▽整備課題の設定と前提条件の整理▽まちづくり基本構想の策定▽準備会への支援。
 同市は、吉倉地区周辺における新たなまちづくりなどに伴う将来の交通需要の増加に対応するため、「東関東自動車道スマートインターチェンジ連絡道路整備事業」を計画している。国道51号から県道成田小見川鹿島港線を連絡する市道東町吉倉線(延長3q)および大学病院と構想駅方面を連絡する市道吉倉川栗2号線(延長1・1q)を整備し、円滑な道路網の確保する。また、市道東町吉倉線と国による設置を構想する「(仮称)成田(東関道)スマートインターチェンジ」を連絡し、広域道路ネットワークの強化を図る。
 21年度は実施設計、測量調査、調整池築造に係る基本調査を実施する予定で、当初予算に委託費8090万円を措置している。業務は一般競争入札での委託を予定する。k_times_comをフォローしましょう
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