イワコンハウス新潟の関連会社で不動産管理などを行うアセットサポート新潟(新潟市江南区東早通1丁目2−6 高尾茂典代表取締役)が五泉市内にある旧ジャスコ五泉店跡地(敷地約5000平方メートル)を再開発する「チューリップタウン」の核店舗「ツルハドラッグ五泉駅前店」地鎮祭がこのほど執り行われた。
地鎮の儀ではイワコンハウス新潟の羽田直人設計部課長が鎌入れ、アセットサポート新潟の高尾社長が鍬入れ、イワコンハウス新潟の宮崎尚之工事部部長が鋤入れを行ったほか、玉串を捧げるなど工事の安全を祈願。建設規模はS造平屋建て1124・17平方メートル。施工地は五泉市吉沢1丁目477―1。設計はAPT(福島県郡山市)、施工はイワコンハウス新潟が担当。7月末の完成引渡しを目指す。
イワコンハウス新潟では、五泉市中心部(吉沢地内)で1995年から空きビルになっていた旧ジャスコ五泉店の土地と建物を取得。より良いまちづくりに向けた再生事業に取り組む。五泉市は県内でも有数のチューリップの産地であることに因み「チューリップタウン」とネーミングし、子どもからお年寄りまでの幅広い世代が利用できるようなエリアを創出。JR磐越西線・五泉駅まで徒歩約5分の好立地を生かし、空洞化が進んでいる中心市街地に新しい人の流れを生み出し、地域のにぎわい創出に貢献したい考え。
敷地内にはツルハドラッグをはじめ、商業施設2階建て2棟(A棟・B棟)の建設を計画。医院や複数の貸店舗を誘致する予定で現在、テナントとしてA棟については幅広い業態から5区画を、B棟はクリニックを募集している。敷地内には駐車場として55台(うち車椅子用駐車場2台)を確保する予定。