県立米子産業体育館(米子市東福原)、米子市民体育館(米子市東山町)、米子市営武道(米子市糀町)を統廃合し、県と米子市で共同整備する新体育館の基本計画が21日に策定された。整備費は約60億円を見込んでいる。
基本コンセプトは@年齢や障害の有無を問わず誰もがスポーツに親しみ健康づくりに役立つ施設Aスポーツをはじめとした交流人口の拡大を通じた地域活性化に資する施設B安心・安全なまちづくりに貢献する施設の三つ。
建設予定地は、現米子市民体育館と隣接する補助グラウンド。メインアリーナ、サブアリーナなどを含む施設の規模は、延べ1万平方bから1万1千平方bを想定しており、また、機能としてバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化の徹底や空調設備の完備、プロスポーツや全国大会の開催が可能な施設とする。
整備手法は、今年度実施するPPP/PFI手法導入可能性調査を元に決定する。
今後、2022年度に実施方針を策定し、23年度に整備事業者の公募を開始する。
日刊建設工業新聞