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　大阪市は、夢洲と舞洲を結ぶ夢舞大橋から舞洲内を通り、此花大橋につなぐルートを増設するため、（仮称）舞洲東高架橋の架設を計画している。詳細設計を東日設計コンサルタント（大阪市浪速区）に委託。２０２１年度に設計を行い、順調に進めば22年度に高架橋下部工に着手する予定だ。
　今回の業務で舞洲東高架橋の橋梁詳細設計と高架下道路となる舞洲幹線道路（舞洲４号線、舞洲１号線）改良工事の道路詳細設計を行う。納期は22年３月。
　工事場所は此花区北港白津２丁目〜北港緑地１丁目。高架橋は、夢舞大橋から南北に伸びる舞洲４号線の上を通り、舞洲東交差点付近で東に向かう形で舞洲１号線の上を通って此花大橋につながるルートとなる。
　高架橋は２車線道路を想定。具体的な高架橋の概要は今後設計の中で検討する。
　高架下道路として改良工事を行う舞洲幹線道路の対象区間は、舞洲４号線のうち舞洲東交差点から南側の交差点までの約４２０�b、舞洲１号線のうち舞洲東交差点から東側の交差点までの約２４０�b。全幅員60�bの片側３車線道路（うち両端の車線はガードレール）となり、中央分離帯の上に高架橋が通る形を想定する。
　高架橋の取付部の工事では盛り土や擁壁工事などを行う予定だ。
　22年度から道路改良、高架橋下部工、上部工の順で施工する予定で、大阪・関西万博の開幕直前の24年度末までの完成を目指す。

提供：建通新聞社