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　石川県立高松病院事務局総務課は、「高松病院管理診療棟改築工事」の第３期事業について、▽エントランス棟等・建築▽同・機械設備▽同・電気設備−の３件（いずれも一般競争入札案件）に分け、第４四半期の入札公告を予定している。このほか、管理診療棟（２）解体も同案件で、第３四半期中に発注する。
　第３期分は今年度から２カ年継続で整備。建設規模はエントランス（受付）棟がＳ造２階建て延べ６７０平方メートル、付属建物（渡り廊下）がＳ造平屋建て２３平方メートル。工期は建築が２４０日、両設備が２１０日を見込む。
　既設の管理診療棟は老朽化、狭隘化が著しく、かほく市内高松地内の現在地で外来診察などを続けながら段階的に建て替える。建設規模はＳ造一部ＲＣ造３階建て延べ約６９００平方メートルで、２０２３（令和５）年度の全体完成を目指す。
　第１期における検査棟・リハビリ棟・中央渡り廊下と、研修・管理棟は供用済み。第２期の診察棟及び付属建物（リハビリ棟渡り廊下）は現在、表・豊蔵・小倉特定ＪＶの施工で鋭意進められ、工期は１０月２９日まで。
　実施設計はＴ・Ｏ・Ｎ・Ｅ（意匠）、小西建築構造設計（構造）、ムラシマ事務所（設備）が担当。
　２１年度実質当初予算には病院整備費として総額１７億５３００万円（債務負担行為含む）を盛り込んだ。なお、外来部門機能強化を図る第２期の完成、供用に併せ、病院名を県立こころの病院（１１月からの診察棟供用開始時）に変更する。