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建設経済新聞社
2021/04/20
【京都】錦林団地再生、令和５年度から新棟工事 跡地活用約１万㎡に病院等誘致
京都市は14日、錦林市営住宅団地再生計画（住棟建替え方針）を明らかにした。
錦林市営住宅（左京区鹿ケ谷高岸町、永観堂西町／第一種中高層住居専用地域）について、団地再生事業の中で生じる跡地（活用予定エリア）に、地域が必要とする機能を呼び込む。
現在の地域コミュニティを維持することを考慮し、既存のＫ１棟に隣接し、現在の団地内の地域動線である東西南北のコミュニティストリート沿いである敷地（５～７、９、10棟、錦林診療所跡地）に更新棟２棟（Ｋ１棟以外の住棟を全棟集約）を整備する。またＫ１棟に面する位置にエントランス広場、東側の公園に面する位置に集会所を整備し、住民の地域コミュニティ活性化に資する計画。
現状周辺にはない医療・福祉施設や店舗など、住民の暮らしを支える機能を、コミュニティストリート沿いの敷地に整備する。
高岸南公園については、コミュニティストリートと人の往来のある鹿ケ谷通に面した敷地（９、10棟、錦林浴場跡地）に移設整備し、地域の顔となる空間を創出する。まちのにぎわいを生む機能としては、周辺環境に適した低層の商業施設や市営住宅内の既存２店舗の移転と公園の移設により、観光客も含めた人を呼び込む空間を形成するとともに、新たな住民を呼び込みまちの活力を高めるための住宅地を創出するものとする。
更新棟は３～４階建の低・中層住棟を基本とし、エレベーター及び浴室を設置し、バリアフリー対応（段差解消、手すり設置など）とする。
更新棟敷地内を通る下水管は除却、敷地北東部から南東部にかけて新たに下水管を整備し、鹿ケ谷通を迂回して敷地南西部へと流すルートへ変更する。
住戸タイプは、35㎡、45㎡、60㎡程度の３種類を整備する。
駐車場と駐輪場は、一定数を更新棟敷地内に整備する。
集会所は東側に整備する公園の活用を意識し、公園に近い更新棟（南側）の１階部分に整備する。管理事務所は日常の問い合わせや鍵の貸し出しなど入居者の利便性を重視し、更新棟（南側）の１階に併設整備する。
店舗付き住宅の解体に伴い、現在営業中の２店舗について、左京東部いきいき市民活動センター跡地南側に店舗を整備することを予定する。
更新棟に浴室を整備するため、更新棟への移転後に、錦林浴場は廃止し、除却を予定。市営住宅エリア内の他の公共施設は、民間の錦林保育園を除き、錦林診療所、左京東部いきいき市民活動センター及び高齢者ふれあいサロンの除却を予定。
10棟の北側を通る道路（東第四緯22号線）は、現状においても主に団地内入居者の通行用として利用されているため、更新棟建設にあたり、敷地を効率的に活用するため認定道路を廃止し、市営住宅敷地に含め団地内通路として使用する。
活用予定エリア内を通る道路（東第四経20号線、９号線一部）についても敷地を効率的に活用するため認定道路を廃止する。
活用予定エリアについて、11～13、17、20～22棟、高岸南公園跡地は、一団で約６１００㎡の土地面積で形状も長方形に近く、白川通に面している。①医療機関が病院と高齢者福祉施設のセットで展開、②病院とは別に、高齢者福祉施設の誘致を想定。高齢者福祉施設は、老人ホームや、住民利用を想定した通所系・訪問系サービス事業所等の誘致を想定する。
鹿ケ谷通に広く面している10棟、左京東部いきいき市民活動センター跡地は、現状では、用途地域が第１種中高層住居専用地域のため、床面積が５００㎡以下の日用品等を扱う低層の商業施設の誘致を想定する。
冷泉通と鹿ケ谷通に面した18、19棟跡地は、住宅地としての誘致を想定。
コミュニティストリート南東に面している16棟跡地、高齢者ふれあいサロン跡地は、生活利便性を高める福祉施設や店舗など地域密着型施設の誘致を想定。ただし、当面は周辺活用予定エリアの活用状況やニーズなどを考慮し、将来的に土地利用を柔軟に行えるリザーブゾーンとして位置付ける。
事業スケジュールによると、更新棟の基本設計・実施設計を令和３・４年度に進めるとともに、５～７、９、10棟、錦林診療所、第三駐車場の除却設計を令和３年度、除却工事を令和４年度に実施。新棟建設工事を令和５年度から７年度にかけて実施する。
令和７年度から８年度にかけて11～13、16～22棟、錦林浴場、第二駐車場、左京東部いきいき市民活動センター、高齢者ふれあいサロンの除却設計とともに、本移転を並行して進め、令和８年度から９年度にかけて除却工事を進める。
また令和８年度に店舗設計、９年度に店舗建設工事や、令和８年度から９年度にかけて公園設計、９年度から10年度にかけて公園工事を予定。
団地再生後は、市営住宅用地（市営住宅、駐車場、通路）が約８７００㎡、公共施設等用地が約４８００㎡（錦林保育園（民間）約１７００㎡、高岸北公園・移設公園が約１７００㎡、その他（道路・河川等）が約１４００㎡）、リザーブゾーン（16棟跡地、高齢者ふれあいサロン跡地）が約１５００㎡、活用予定エリアが約１万０３００㎡の計約２万６０００㎡。
錦林市営住宅（左京区鹿ケ谷高岸町、永観堂西町／第一種中高層住居専用地域）について、団地再生事業の中で生じる跡地（活用予定エリア）に、地域が必要とする機能を呼び込む。
現在の地域コミュニティを維持することを考慮し、既存のＫ１棟に隣接し、現在の団地内の地域動線である東西南北のコミュニティストリート沿いである敷地（５～７、９、10棟、錦林診療所跡地）に更新棟２棟（Ｋ１棟以外の住棟を全棟集約）を整備する。またＫ１棟に面する位置にエントランス広場、東側の公園に面する位置に集会所を整備し、住民の地域コミュニティ活性化に資する計画。
現状周辺にはない医療・福祉施設や店舗など、住民の暮らしを支える機能を、コミュニティストリート沿いの敷地に整備する。
高岸南公園については、コミュニティストリートと人の往来のある鹿ケ谷通に面した敷地（９、10棟、錦林浴場跡地）に移設整備し、地域の顔となる空間を創出する。まちのにぎわいを生む機能としては、周辺環境に適した低層の商業施設や市営住宅内の既存２店舗の移転と公園の移設により、観光客も含めた人を呼び込む空間を形成するとともに、新たな住民を呼び込みまちの活力を高めるための住宅地を創出するものとする。
更新棟は３～４階建の低・中層住棟を基本とし、エレベーター及び浴室を設置し、バリアフリー対応（段差解消、手すり設置など）とする。
更新棟敷地内を通る下水管は除却、敷地北東部から南東部にかけて新たに下水管を整備し、鹿ケ谷通を迂回して敷地南西部へと流すルートへ変更する。
住戸タイプは、35㎡、45㎡、60㎡程度の３種類を整備する。
駐車場と駐輪場は、一定数を更新棟敷地内に整備する。
集会所は東側に整備する公園の活用を意識し、公園に近い更新棟（南側）の１階部分に整備する。管理事務所は日常の問い合わせや鍵の貸し出しなど入居者の利便性を重視し、更新棟（南側）の１階に併設整備する。
店舗付き住宅の解体に伴い、現在営業中の２店舗について、左京東部いきいき市民活動センター跡地南側に店舗を整備することを予定する。
更新棟に浴室を整備するため、更新棟への移転後に、錦林浴場は廃止し、除却を予定。市営住宅エリア内の他の公共施設は、民間の錦林保育園を除き、錦林診療所、左京東部いきいき市民活動センター及び高齢者ふれあいサロンの除却を予定。
10棟の北側を通る道路（東第四緯22号線）は、現状においても主に団地内入居者の通行用として利用されているため、更新棟建設にあたり、敷地を効率的に活用するため認定道路を廃止し、市営住宅敷地に含め団地内通路として使用する。
活用予定エリア内を通る道路（東第四経20号線、９号線一部）についても敷地を効率的に活用するため認定道路を廃止する。
活用予定エリアについて、11～13、17、20～22棟、高岸南公園跡地は、一団で約６１００㎡の土地面積で形状も長方形に近く、白川通に面している。①医療機関が病院と高齢者福祉施設のセットで展開、②病院とは別に、高齢者福祉施設の誘致を想定。高齢者福祉施設は、老人ホームや、住民利用を想定した通所系・訪問系サービス事業所等の誘致を想定する。
鹿ケ谷通に広く面している10棟、左京東部いきいき市民活動センター跡地は、現状では、用途地域が第１種中高層住居専用地域のため、床面積が５００㎡以下の日用品等を扱う低層の商業施設の誘致を想定する。
冷泉通と鹿ケ谷通に面した18、19棟跡地は、住宅地としての誘致を想定。
コミュニティストリート南東に面している16棟跡地、高齢者ふれあいサロン跡地は、生活利便性を高める福祉施設や店舗など地域密着型施設の誘致を想定。ただし、当面は周辺活用予定エリアの活用状況やニーズなどを考慮し、将来的に土地利用を柔軟に行えるリザーブゾーンとして位置付ける。
事業スケジュールによると、更新棟の基本設計・実施設計を令和３・４年度に進めるとともに、５～７、９、10棟、錦林診療所、第三駐車場の除却設計を令和３年度、除却工事を令和４年度に実施。新棟建設工事を令和５年度から７年度にかけて実施する。
令和７年度から８年度にかけて11～13、16～22棟、錦林浴場、第二駐車場、左京東部いきいき市民活動センター、高齢者ふれあいサロンの除却設計とともに、本移転を並行して進め、令和８年度から９年度にかけて除却工事を進める。
また令和８年度に店舗設計、９年度に店舗建設工事や、令和８年度から９年度にかけて公園設計、９年度から10年度にかけて公園工事を予定。
団地再生後は、市営住宅用地（市営住宅、駐車場、通路）が約８７００㎡、公共施設等用地が約４８００㎡（錦林保育園（民間）約１７００㎡、高岸北公園・移設公園が約１７００㎡、その他（道路・河川等）が約１４００㎡）、リザーブゾーン（16棟跡地、高齢者ふれあいサロン跡地）が約１５００㎡、活用予定エリアが約１万０３００㎡の計約２万６０００㎡。
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