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日刊建設タイムズ社
2021/04/20

【千葉】観光拠点施設整備へ/創出可能性調査を公募プロポ/多古町

 香取郡多古町は19日、「圏央道および成田空港を生かした地域振興・観光拠点創出可能性調査業務委託」の公募型プロポーザルを開始した。芝山町と多古町の地域の現状や新たなまちづくりの方向性ならびに、首都圏中央連絡自動車道、インターチェンジ(IC)および新設整備する成田国際空港C滑走路を活用した地域振興・観光拠点整備のあり方や拠点施設イメージの検討などを行うもの。履行期限は2022年3月25日。28日まで参加表明書の提出を受け付け、5月7日に参加資格を審査。技術提案書の提出を26日まで求め、6月14日にプレゼンテーションおよびヒアリング審査を実施。18日に審査結果を公表し、7月1日に契約を締結する。委託金額については1518万円(税込み)を上限とし、提案を求める。
 参加資格要件は▽県内に事業所または事務所を有する法人▽町の入札参加資格者名簿の測量業者一覧に「土木・都市計画」に登載されている▽建設コンサルタント登録規定の「都市計画および地方計画部門」の認定を受けている▽11年度以降に同種業務または類似業務を受注し、業務完了実績を有する――など。
 業務内容は、既往まちづくり計画の整理、地域の現況整理、既存地域振興・観光拠点の現況整理、新たな拠点整備に求められる課題整理、整備方針・整備イメージの検討、今後の検討課題整理、関係機関協議の支援など。
 首都圏中央連絡自動車道(大栄・横芝間)の整備や、成田国際空港のさらなる機能強化による3500mのC滑走路の新設整備が行われることから、多古町と芝山町では、空港拡張範囲内などの住民移転や空港内従業者数の増加に対応した住宅地整備、圏央道ICや成田空港に隣接する地域性を生かした産業誘致等を進めている。
 その一環として地域振興・観光促進を図るため、空港・圏央道利用者等が容易にアクセス可能な空港を眺望できる立地に、地域の安全と安心に資する複数の施設を備えた新たな地域振興・観光拠点の整備を目指す。

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