医療機器を開発、製造、販売する朝日インテック(瀬戸市暁町3ノ100)は、研究開発拠点の拡充のために新社屋を建設する。2022年1月に工事着工し、23年11月の竣工を予定しており、竣工後早めの運用開始を目指す。設計者、施工者について同社は「方向性はあるが話せない」とコメント。意中の企業はあるようだが、具体的な回答は避けた。
規模は重量鉄骨造地下1階地上7階建て延べ1万6200平方bで、本社棟の東側(暁町3ノ104他)に建設する。建築面積は2800平方b。投資金額は約50億円。
消化器、スマート治療を含むロボティクス、脳血管系分野などの開発強化、開発加速に向け研究開発環境を充実させる。また、製品製造拠点の緊急時に生産の一部を担えるようクリーンルームなどの機能を整備する他、海外の量産プロセスを擬似的に経験できる試作ラインや少量生産設備を設けることで、国内エンジニアの育成を推進する。
提供:建通新聞社