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　京都市教育委員会は、学校増収容対策として、下京区の七条第三小学校で新たな教室棟増築に取り組む。令和３年度は基本計画を進めた上で、年度後半から設計にとりかかる予定。
　七条第三小学校（下京区西七条西石ヶ坪町５）の増築は、敷地内に仮設給食棟を建築した上で、既存給食棟及び渡り廊下を解体し、その跡地に給食室及び普通教室等を含む新校舎を建築する計画。
　解体する給食室はＲＣ造平屋建、２１５�u（昭和57年築）、渡り廊下はＳ造平屋建、42�u（昭和57年築）。
　増築する新校舎はＲＣ造一部Ｗ造３階建、延約１０００�u（給食室２３０�u、普通教室64�u×６室、トイレ）、渡り廊下はＳ造一部Ｗ造平屋建、約30�uを想定。
　市教委は、「京都市立学校の体育館防災機能強化等整備事業及び京都市立七条第三小学校校舎等整備事業に係る基本計画策定業務委託」について、公募型簡易プロポーザルで三宅建築事務所（京都市左京区）に決定。第１四半期（４月〜６月）に随意契約で契約する。工期は５ヵ月。
　概算額区分が１０００万円以上ＷＴＯ未満の京都市立七条第三小学校整備工事設計業務委託（工期は12ヵ月）、概算額区分が２５０万円超１０００万円未満の京都市立七条第三小学校整備工事設計業務委託ただし、地質調査業務委託（工期は３ヵ月）をそれぞれ第３四半期（10月〜12月）に入札する。
　令和３年度に基本計画をまとめ、令和３年度から令和４年度に基本設計及び実施設計、解体設計（委託期間は整備内容によって決定）、令和４年度に仮設給食棟整備、既存給食棟解体撤去工事、令和４年度から令和５年度に施工（工期は整備内容により決定）、令和６年４月に供用開始し、仮設給食棟解体を行う予定。