建通新聞社(岡山)
2021/04/19
【岡山】倉敷市 防災危機管理センター棟など整備へ
倉敷市は、庁舎等再編基本構想をまとめた。防災・災害対応の拠点となる「防災危機管理センター棟」、生涯学習や市民活動の拠点となる「複合施設等棟」を新たに整備する。今後、整備する機能や規模、事業費見込みなど基本計画の策定に取り組み、2022年度から基本・実施設計、23年度から順次建設工事に着手、全体で25年度の完成を目指す。
構想では、本庁舎北側に4階建て程度の防災危機管理センター棟を新築し、災害対策本部室、防災危機管理室、消防局、水道局などを配置。各機関と連携するためのスペースを設ける。電気、機械室などを上層階に配置することで、大規模災害時でも災害対策本部機能を確保する。
複合施設棟は、庁舎東側駐車場に新築。中央図書館や市民活動センター、中央憩の家、本庁舎食堂、売店機能などを集約する。
この他、本庁舎の老朽化した電気、機械設備などの改修や更新、駐車場の拡充、景観保全と環境に配慮した施設整備などを盛り込んでいる。
「提供:建通新聞社」