商業施設併設の集合住宅を伊那市荒井に
9月以降にデパートなど解体
伊那市では、民間による通り町一丁目地区の再開発が計画されている。「通り町」交差点北側にある、西沢デパート(伊那市荒井、RC一部S造6階地下1階建て、1967年築)とその周辺の建物を解体し、商業施設を併設した集合住宅の建設計画がある。
建設する施設は、RC造4階建て、1階が店舗、2〜4階が住居エリアで構成する。
解体準備のため、同デパートは6月28日で閉店する。計画が進めば、2021年9月末以降より解体工事が始まる。伊那市の21年度当初予算では、優良建築物等整備事業補助金に2億9314万円を計上している。
飯田は分譲マンション構想
飯田市では、橋南第三地区市街地再開発準備組合が店舗等併設型の分譲マンションの建設計画を構想する。20年12月に事業化検討資料の中間報告をまとめ、その中で明らかになった。
計画地は、飯田市銀座2丁目、通り町1丁目、松尾1丁目の敷地面積約2500u。現在は、店舗や住宅が立地している。
施設の計画規模は、RC一部S造7階建て、延べ約6700u。店舗や事務所、分譲住宅50戸、機械式駐車場52台(3段)を予定する。
提供:新建新聞社