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日刊建設タイムズ社
2021/04/15

【千葉】本年度 野球場に着工/木更津市の江川運動場拡張整備/土木、建築など5件で発注/継続費11・4億円を設定

 木更津市都市整備部市街地整備課2021年度、江川運動場拡張整備事業の野球場とサッカー場の整備に着手する。21年度で野球場に着工し、22年度までの2か年で整備。22年度からサッカー場の整備に着手し、23年度までの2か年で整備する。野球場は22年度内、サッカー場は23年7月の整備完了を目指す。21年度に着工する野球場は、土木、造園、建築など5件に分けて一般競争入札により発注する予定。
 事業費は、当初予算に「江川総合運動場拡張整備事業」として、21〜23年度の3か年継続費11億4213万円を設定。継続費の年割額は21年度4億5322万1000円、22年度5億5827万7000円、23年度1億3063万2000円。野球場に約8億円、サッカー場に約3億円を見込む。実施設計は新日本コンサルタント(千葉営業所・船橋市夏見台1―20―17―507)が担当した。
 21年度から整備に着手する野球場は▽江川総合運動場拡張整備(野球場)施設整備工事(土木)▽同工事(造園)▽同工事(建築)▽同工事(電気設備)▽同工事(機械設備)――の5件に分けて発注する。いずれも一般競争入札。発注時期は造園が第4四半期で、そのほかは第2四半期。工期は造園が14か月で、ほかはいずれも18か月を見込む。
 野球場は、19年7月にオープンした陸上競技場の北東側に整備する。センター122m、両翼98mの硬式公認規格の施設とする。内野はクレイ舗装、外野は張り芝舗装。ほかに、本部・審判室、控え室、用器具庫、ダッグアウト、バックスクリーン、バックネット、防球フェンスなどを整備する。
 一方、サッカー場は、陸上競技場の南西側に整備する。ピッチ105m×68m(ジュニアピッチ68m×50m)、芝面115m×78mで、サッカー協会認定規格の施設とする。芝面は人工芝舗装。主な施設は本部・審判室、器具・用具置き場、トイレ、手足洗い場、防球フェンスなど。
 同事業は「防衛省木更津飛行場周辺に所在する周辺財産の利活用」を目的に、既存の江川総合運動場の北西側の約8haの国有地において、「土地等の財産使用許可」を受けて無償借用により拡張整備を行う。北関東防衛局が公園的基盤整備を実施。市が防衛省の補助金を活用し、運動場機能付与のための施設整備(建物・工作物)を行う。k_times_comをフォローしましょう
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