富山県地方創生局スポーツ振興課は、「富山県武道館民間活力導入可能性調査業務」に係る公募型プロポーザルの実施要領を公表した。
19日まで参加申込書、5月7日まで企画提案書を受け付ける。書類審査・プレゼンテーションを経て、5月下旬に委託契約を結ぶ。同業務では県武道館の基本設計が完了していることを条件に、民間の資金、経営能力、技術的能力を活用することで、財政負担の軽減や施設の利用促進、サービス向上、魅力的な企画の実施が可能であるか調査を行うもの。主な内容は、事業範囲や方式、期間、資金調達などの事業スキーム検討、VFM評価の検討、リスク分析、民間事業者の意向調査、総合評価など。委託期間は11月30日まで。契約限度額は800万円。
建設規模はRC一部S造4階建て延べ1万4799平方メートル。1階に武道場(収容約400人、320席)、2階に軽運動室、3階に主道場(収容約4000人、約2200席)、4階に客席、展望ラウンジを配置。場所は富山地鉄ゴールデンボウルに隣接する富山市千歳町地内の民間駐車場部分で、敷地面積5950平方メートル。建設工事費は約87億4000万円。
基本設計は、石本建築事務所・中川建築設計事務所JVが担当。