岡山市は、DBO方式により実施する可燃ごみ広域処理施設整備・運営事業を入札公告した。5月19日から21日までに入札参加表明書を受け付ける。11月30日に開札し、12月中旬に落札者を決める。2022年3月下旬に事業契約を締結する。提案の上限価格は327億4720万円。
入札参加は設計企業、解体企業、土木建築建設企業、プラント建設企業、運営管理企業、焼却灰運搬企業などの複数企業で構成するグループが対象。
工事期間は22年4月1日から27年3月31日までの5年間。運営期間は27年4月1日から47年3月31日までの20年間。
南区豊成1ノ4ノ1の岡南環境センターを解体した跡地など敷地約1・4fに玉野市と久米南町の2市1町で、「岡南環境センター」「東清掃センター(玉野市)」「組合立クリーンセンター(岡山市と久米南町)」を統合した施設を建設する。処理方式は全連続燃焼式ストーカ焼却炉(蒸気タービン発電機付き)。施設規模・炉数は200t/日(100t×2炉)。処理対象物は可燃ごみ、可燃性粗大ごみなど。
21年度当初予算に施設整備・運営事業費1億2910万円を計上、21年度から46年度までの債務負担行為として330億円に改定率などを乗じた額を限度額に設定している。提案の上限価格は327億4720万円。
「提供:建通新聞社」