枚方市は、小規模校となる高陵小学校と中宮北小学校の統合を計画している。高陵小学校の敷地に統合校を整備する方針で、同小学校の耐力度調査の結果を踏まえ、校舎などの施設は建て替えとする意向だ。
市が公表した「枚方市学校規模等適正化実施プラン(高陸小学校と中宮北小学校)」によると、2021年度に「新しい学校づくり協議会」を設置し、整備に関する課題などについて協議・検討を行う。22年度には、整備地となる高陵小の児童を中宮北小へ移動し、児童を受け入れた時点で統合校を開校するとしている。移動後、同年度中に高陵小校舎の建て替えに着手し、26年度の新校舎開校を目指す。
建設地となる高陵小の所在地は枚方市御殿山南町2ノ2。敷地面積は2万3675平方bで、学校の位置や保有する教室数、校舎の耐力度調査の結果を踏まえ、建て替え整備を選択できることなどから決めた。
現高陵小の規模は鉄筋コンクリート造3て階建て延べ5552方b。中宮北小は鉄筋コンクリート造3階建て延べ4872平方b。両校とも管理棟、教室棟、体育館の3棟で構成されている。
新校舎の規模については、詳細を明らかにしていないが、1〜6年生の児童合わせて391人が収容できる程度を想定している。
提供:建通新聞社