大府市は、JR大府駅東駐車場などの用地を活用して商業施設を整備・運営する事業者を選定するための募集を開始した。参加表明書の提出は4月15日まで。プレゼンテーションやヒアリングなどの審査を経て、5月10〜12日に優先交渉権者を決定・通知する。着工は11月以降。供用開始は2022年4月以降。
選定事業者は、設計と建設、運営・維持管理を担う。募集の参加は単独または複数のどちらでも可とした。施設計画に関する要求水準では、事業用地周辺の景観に調和したデザインや耐震性の確保などを求める。また、応募時には工事期間を含む事業期間を10〜49年間で設定し、選定後は大府市と事業用定期借地権設定契約を結ぶ。
事業用地は、大府駅東駐車場や同自転車駐車場として活用している、大府市中央町3ノ284ノ2の一部。面積は約2500平方b、用途地域は商業地域。容積率は400%、建ぺい率は80%。
大府市は、事業用地周辺を市の中心地と位置づけ開発の促進を図っており、フージャースコーポレーション(東京都千代田区)が進める「デュオヒルズ大府Uプロジェクト(仮称)」など、複数のマンションの建設が予定されている。
提供:建通新聞社