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　堺市は、２０２１年度の建設工事の総合評価落札方式ガイドラインの改正で、建設キャリアアップシステム（ＣＣＵＳ）の事業者登録の状況を新たに加点対象とする。ＣＣＵＳの活用に取り組む事業者を評価する方針だ。
　総合評価落札方式の評価項目に「ＣＣＵＳの活用」を新設。事業者登録している企業に１点を加点する。
　建設業における担い手の確保・育成、建設業全体の生産性向上と技能者の処遇向上の観点からＣＣＵＳの活用を建設業者に促すため、積極的な活用に取り組む。
　今後、22年度以降にＣＣＵＳの活用を推奨するモデル工事の発注や技能者登録による加点も検討する考え。
　この他の改正点では、評価項目における「ワーク・ライフ・バランス等推進の取組」に関する取り扱いの変更で、「プラチナえるぼし認定」を評価対象に加えた。これにより、▽えるぼし認定またはプラチナえるぼし認定▽くるみん認定またはプラチナくるみん認定▽ユースエール認定―のいずれかに該当する場合、１点を加点する。

提供：建通新聞社