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　岡谷鋼機（名古屋市中区栄２ノ４ノ18）は、２０２２年２月期の設備投資額として１４２億８０００万円を見込んでいる。このうち、「事務所設備・土地など」として80億円を割り当てた。同社は「具体的な用途は非公表」と回答を控えたものの、すでに開発に向けて確保した用地もあるようで、今後の動向が注目される。
　主な投資額内容は、物流倉庫増改築などに12億９０００万円、賃貸用資産設備に７億１０００万円、事務所設備・土地などに80億円、工場設備（海外）に８億６０００万円、同（国内）に14億３０００万円、金型に６億３０００万円。
　近年の同社の建設関連の動きを見ると、19年に中川区の物流倉庫群「中川配送センター」を建て替えた他、20年に物流施設の建設などを視野に名古屋市港区空見町で土地を取得。港区での具体的な開発内容やスケジュールは、検討中としている。

提供：建通新聞社