岐阜羽島衛生施設組合(岐阜市、羽島市、岐南町、笠松町で構成)は、次期ごみ処理施設整備について、DBO方式による事業者選定の支援業務を6月末までに指名競争入札で委託する。2021年度内の事業者選定着手を目指す。整備は、27年度からの稼働開始を目標に23〜26年度の4カ年で実施設計と工事を進める。
新ごみ処理施設整備事業では、最大178億円の事業費を投じて、羽島市福寿町平方地内の第2土地区画整理事業の保留地約3fに新施設を整備する。
整備基本計画によると、施設規模は日量130d。通算運営費(20年間)は73億〜145億円としている。灰処理方法はごみ処理方式を焼却施設(ストーカ式、流動床式)、ガス化溶融施設(シャフト炉式、流動床式)のいずれかから選択する。
構造は未定だが、ごみ処理棟、管理事務所棟、計量棟、ストックヤードなどで構成する。また地域貢献施設として、入浴施設などの機能を持ち、地域住民らが利用可能な避難施設などの整備も計画している。
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建通新聞社