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　国土交通省越美山系砂防事務所は、村之谷第１砂防堰堤に着手するなど２０２１年度当初の事業費と事業実施予定箇所を明らかにした。
　21年度の事業費は事務取扱費を除き17億１５４５万円。内訳は砂防事業費が16億４３００万円で、総合流域防災対策費が７２４５万円となっている。砂防事業費の内、揖斐川が11億５０００万円、根尾川が４億９３００万円。工事を予定するのは18カ所で調査設計を行うのは４カ所。
　工事予定箇所は高地谷第１砂防堰堤（揖斐川町小津）、大谷川第３砂防堰堤（揖斐川町坂内広瀬）、揖斐川流木対策（揖斐川町）、百々之木谷第１砂防堰堤（揖斐川町乙原）、下谷第２砂防堰堤（揖斐川町東津汲）、三倉大谷第１砂防堰堤（揖斐川町三倉）。
　その他、ナンノ谷砂防堰堤１号改築（揖斐川町坂内川上）、ナンノ谷砂防堰堤２号改築（揖斐川町坂内川上）、村之谷第１砂防堰堤（揖斐川町樫原）、堂洞第１砂防堰堤（揖斐川町東横山）、揖斐川砂防施設改築（揖斐川町）を計画。
　また奥ノ洞砂防堰堤工群（揖斐川町日坂）、バンタ川第１砂防堰堤（揖斐川町日坂）、根尾川流木対策（本巣市）、ガラン谷第１砂防堰堤（本巣市根尾大井）、アテガ平谷第１砂防堰堤（本巣市根尾坂所）、蛇抜谷砂防堰堤工群（本巣市根尾板所）、根尾川砂防施設改築（本巣市）を施工する。
　一方、調査設計を行うのは西津汲第２砂防堰堤（揖斐川町西津汲）、北ノ谷砂防堰堤工群（揖斐川町西横山）、篠洞谷砂防堰堤（揖斐川町坂内広瀬）、天神堂岡谷第２砂防堰堤（本巣市根尾天神堂）の４カ所。

提供：建通新聞社