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建通新聞社(中部)
2021/04/08

【三重】県教育委員会 盲学校と聾学校の移転統合と寄宿舎建設の基本設計プロポで

 三重県教育委員会は、盲学校と聾学校の移転統合と寄宿舎建設について、2021年度に基本設計をプロポーザル方式で募集する。第1四半期中に公告する予定だ。
 盲学校(津市高茶屋4ノ39ノ1)と聾学校(津市藤方2304ノ2)の校舎の老朽化が進むとともに、津波浸水想定区域内であることから移転を計画。城山1の旧小児心療センターあすなろ学園(敷地面積約1万7000平方b)に校舎や体育館などを建設し、北側に位置する旧草の実リハビリテーションセンター(同約1万3400平方b)にグラウンドと駐車場などを整備する。寄宿舎は東側に隣接する城山特別支援学校の敷地内に3校供用の施設として建てる。
 想定する建物の規模は、校舎・体育館などの延べ床面積が約1万2000平方b、寄宿舎が約2000平方b。
スケジュールは21年度に基本設計、22年度に実施設計を行い、23年度から着工する。25年度の供用を目指す。
 20年5月1日現在の生徒数は、盲学校が25人、聾学校が85人。既設の学校施設の跡地利用は未定。当初予算に約1億2000万円を付けた。

提供:建通新聞社