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滋賀産業新聞
2021/04/08
【滋賀】大津市 中消防署の移転新築
大津市建築課は、びわこ競艇場の駐車場（皇子が丘3丁目）に移転予定の「中消防署」について、5月にも一般競争入札で移転新築工事の基本・実施設計を発注する。委託期間を450日間として、22年度内をメドに設計業務を取りまとめ、そのなかで今後の工事内容や規模など決定していく。
移転先の対象となっている駐車場は、面積1万2804・72平方㍍のなかの約2600平方㍍で、同市が滋賀県から約4億円で購入を予定しており、県では、中消防署が移転した時の対応策として、びわこ競艇場の駐車場が満車時の場合は、旧第3スタンド、管理棟等を解体して駐車台数の確保も検討し、モーターボートのグレードレース開催時など満車が予想される場合は、▽大津市役所北側業務用駐車場を一定期間無償で借用、▽旧第3スタンド、管理棟等の解体跡地の活用、▽バスターミナル、タクシー乗り場等の一部駐車場化―で対応を図る考え。解体が検討されている対象施設の施設概要は、旧第3スタンド（71年に建築）ＲＣ造地下1階4階建、延3617平方㍍、旧第3投票所（68年建築）Ｓ造平屋建、294平方㍍。旧管理棟（74年建築）ＲＣ造3階建、延1762平方㍍、第2管理棟（79年建築）Ｓ造2階建、延289平方㍍―。
同市では、現在、大津市役所庁舎別館（御陵町）に併設されている中消防署が移転することにより、建て替えが検討されている大津市役所庁舎（御陵町）についても、「移転」を選択肢に含んだ基本構想の検討内容見直しに着手する。このほど公共施設対策特別委員会のなかで、検討内容の見直しとして、▽庁舎の求める機能等の検討、▽整備場所の立地条件の整理、▽整備方針の検討―の3点を挙げており、現有地での建替え等を前提に免震レトロフィット工法など検討してきたが、「現地建替え」、「移転新築」、「他の施設との統合」など条件の間口を広げて再検討を行う。
21年度に策定する庁舎整備基本構想の検討項目は、現状と課題の整理、庁舎に求める機能等の検討、庁舎の規模の検討、整備場所の立地条件の整理、概算事業費の算定、整備方針の検討、今後の進め方の整理―に取り組んでいく。
提供：滋賀産業新聞
移転先の対象となっている駐車場は、面積1万2804・72平方㍍のなかの約2600平方㍍で、同市が滋賀県から約4億円で購入を予定しており、県では、中消防署が移転した時の対応策として、びわこ競艇場の駐車場が満車時の場合は、旧第3スタンド、管理棟等を解体して駐車台数の確保も検討し、モーターボートのグレードレース開催時など満車が予想される場合は、▽大津市役所北側業務用駐車場を一定期間無償で借用、▽旧第3スタンド、管理棟等の解体跡地の活用、▽バスターミナル、タクシー乗り場等の一部駐車場化―で対応を図る考え。解体が検討されている対象施設の施設概要は、旧第3スタンド（71年に建築）ＲＣ造地下1階4階建、延3617平方㍍、旧第3投票所（68年建築）Ｓ造平屋建、294平方㍍。旧管理棟（74年建築）ＲＣ造3階建、延1762平方㍍、第2管理棟（79年建築）Ｓ造2階建、延289平方㍍―。
同市では、現在、大津市役所庁舎別館（御陵町）に併設されている中消防署が移転することにより、建て替えが検討されている大津市役所庁舎（御陵町）についても、「移転」を選択肢に含んだ基本構想の検討内容見直しに着手する。このほど公共施設対策特別委員会のなかで、検討内容の見直しとして、▽庁舎の求める機能等の検討、▽整備場所の立地条件の整理、▽整備方針の検討―の3点を挙げており、現有地での建替え等を前提に免震レトロフィット工法など検討してきたが、「現地建替え」、「移転新築」、「他の施設との統合」など条件の間口を広げて再検討を行う。
21年度に策定する庁舎整備基本構想の検討項目は、現状と課題の整理、庁舎に求める機能等の検討、庁舎の規模の検討、整備場所の立地条件の整理、概算事業費の算定、整備方針の検討、今後の進め方の整理―に取り組んでいく。
提供：滋賀産業新聞
