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　横浜市水道局は、民間の技術やノウハウを活用して推進する西谷浄水場再整備事業で、設計・施工段階で必要な技術提案の履行確認やスケジュール、品質、コスト管理の支援業務を外部に委託する。４月６日に「西谷浄水場再整備事業等に伴うコンストラクション・マネジメント業務委託」の公募型プロポーザルを公告し委託先選定の手続きを開始した。４月22日までプロポ参加申出書を受け付け、６月29日のヒアリングを経て夏ごろ委託先を特定する。
　参加資格は単体または４者以内のＪＶで、横浜市の入札参加有資格者名簿に「建設コンサルタント・ＰＦＩ」「ポンプ場、処理場等の設計」「電気設備設計」「上水道等の設計」―で登録のある者。業務実績要件がある。
　委託内容は、再整備する三つの施設整備の▽スケジュール管理▽要求水準と技術提案の履行確認▽コスト管理▽浄水処理施設の発注▽その他マネジメント▽計画書、報告書作成―などの支援。履行期限は２０２７年３月31日。概算業務価格は４億８０００万円（上限、税込み）。
　西谷浄水場再整備事業では、▽月島機械グループによる排水処理ＤＢＯ▽４月中に事業者を特定する相模湖系導水路改良ＤＢ▽７月ごろ入札を公告し、22年２月に事業者特定予定の浄水処理ＤＢ―の三つの施設整備を進める。既存施設を稼働させながら、新・旧の運転切り替えを考慮して施工する。整備費は総額約１０００億円。提供:建通新聞社