大阪教育大学は、大阪教育大学(天王寺)合築施設(仮称)新営基本設計の公募型プロポーザルを行い、内藤建築事務所を最優秀提案者に特定した。通知日は4月2日。4月9日に見積もり合わせを行い、契約を結ぶ予定だ。
同業務では建築と設備の基本設計を行う。履行期限は8月末。引き続き、実施設計も同社に委託して進める予定でいる。基本から実施設計までおおむね1年程度の設計工期を見込んでいる。
同施設の規模は10階建て延べ約6000平方b。1〜5階に大学施設、6〜10階に大阪市港区から移転する大阪市の総合教育センターが入る合築施設となる。構造は設計の中で確定する。
建設地は大阪市天王寺区南河堀町4ノ88の大教大天王寺キャンパス内。
工事の一般競争入札は2022年度に公告する。9月から16カ月間の工期を予定している。
概算での全体事業費は11億7500万円。内訳は▽地盤調査業務費=500万円▽基本設計費=1600万円▽実施設計費=4600万円▽工事監理費=1600万円▽工事費=10億8900万円▽事務費=300万円―となる。
提供:建通新聞社