南越前町は、「鯖波工業団地拡張整備事業」に係る造成工事について、6月議会の請負承認を目指し、4月中にも制限付き一般競争入札で公告へと運ぶ構えだ。
工事は、付帯工事を含めた造成と、上水道施設の2分割を予定。工事費は造成で3億5359万円、上水道施設で2226万円を見込む。まずは先行して造成工事を公告し、上水道施設に関しては追って指名競争入札で発注したい意向。
企業誘致および既存企業の事業拡大に伴う工場増設に対応し、雇用の拡大および税収増による地域活性化を図るもので、今回の開発面積は約2・8ヘクタール。町道や調整池などを除く約2・4ヘクタール(2区画)を分譲する。
造成設計は帝国コンサルタントが担当。
鯖波工業団地は北陸自動車道の南条スマートインターチェンジに隣接し、高速道路へのアクセスも良好。現在は3区画で、テックル、共栄樹脂福井工場、ノースランドの3社が操業している。