南魚沼市は5日までに、公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画を策定した。
公共施設の老朽化の状況や役割、利用状況などを整理し、施設ごとの存廃も含めた具体的な対策などをまとめたもの。
計画期間は21年度から46年度までの26年間。21年度から26年度を第1期、27年度から36年度を第2期、37年度から46年度までを第3期とし、各期における進ちょく状況を管理していく。
対象となるのは199施設(50平方メートル以上の建物を含む普通会計に属する公共施設)のうち、19年度末現在で保有している117施設。57施設を存続させ、16施設を廃止、14施設を譲渡する。残る30施設については検討中とした。
第1期の主な計画については、次の通り(施設名、方針、実施概要、6カ年の概算費用−の順)となる。
▽市役所大和庁舎 存続 21年度=受変電設備改修 23年度=外壁、給排水、空調、受変電設備改修 3億1407万6000円
▽市役所塩沢庁舎(南棟) 廃止 22年度=電気設備改修 23年度=除却 2億2117万円
▽大巻地域開発センター 方針検討 22年度=耐震化、屋根屋上、外壁、空調、給排水、電灯改修 1億4000万円
▽南魚沼市民会館 存続 21年度=エアコン、高圧ケーブル、大ホール巻上機改修 22年度=多目的ホール巻上機改修 24年度=吊り天井、屋根外壁、受変電設備改修 11億4408万1000円
▽塩沢公民館 存続 26年度=屋根屋上、外壁、給排水、空調改修 2億218万8000円
▽大原運動公園 存続 25年度=テニスコート人工芝張替え(12面) 26年度=管理棟屋根屋上、外壁、空調改修 2億869万2000円