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北陸工業新聞社
2021/04/05

【新潟】建築、設備は9月議会承認/寿町排水ポンプ場建設工事/長岡市

 長岡市は寿町排水ポンプ場建設工事で、21年度当初予算に建築および設備の継続費として、25億8910万円を設定し、9月議会で請負承認を諮りたい考え。
 建築(工期=580日間)および建築電気(同)、建築機械(同)のほか、電気設備(工期=940日間)と機械設備(同)を予定。また、関連工事として放流管渠および堤外水路に着手する。工期はともに180日間。前記7件は、夏ごろに制限付き一般競争入札で公告される見通し。
 計画によると、抜本的な浸水対策の一環で蔵王処理分区(面積237・8ヘクタール)における浸水被害を軽減させることを目的とし、中央浄化センター、ごみ処理場の隣接地(敷地面積1664・19平方メートル)に新たな雨水排水ポンプ場(合流式)と付帯施設を建設するもの。施設規模はRC造地上4階地下1階建て延べ1350・96平方メートル(建築面積519・91平方メートル)。排水能力は市内で最も大きい千秋が原ポンプ場(毎秒8・8トン)よりも大きい毎秒9トンを想定する。施工地は寿3丁目地内。総事業費は約40億円。
 継続費の内訳は、建築が5億2110万円(21年度=2960万円、22年度=4億9150万円)、設備は20億6800万円(21年度=2億7170万円、22年度=7億560万円、23年度=10億9070万円)。
 基本・詳細設計はオリジナル設計(東京都渋谷区)が担当。

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