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日刊建設工業新聞
2021/04/05

【鳥取】倉吉地区生コン単価が上昇/実施設計単価全面改定/10日以降公告から適用

 県土整備部は公共工事の設計積算に使用する「土木工事実施設計単価」を全面改定。「4月単価」は10日以降の調達公告から適用する。今回の改定で倉吉地区の生コンクリート価格を1立方b当たり2100円引き上げる。
 年度当初にあたって主要資材、一般資材ともに全面改定。倉吉地区の生コンは市場レベルではすでに引き上げらており、実勢価格を反映させた。
 1立方bの単価は2100円値上げ。変動率は9・9%〜14・1%上昇し、主要「18−8−40高炉」の場合、1万4950円が1万7050円となる。
 また、上層路盤材に活用する再生粒度調整砕石(Rm)の単価を鳥取と八頭、倉吉地区で新設した。そのほか、伯耆町二部に美保テクノスが運営する民間残土処分場の処分費は、4月1日以降の申し込み分から1立方b当たり1200円を1350円に改定した。
 今回の改正単価は、一般財団法人建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(4月号)」に準じて設定した。
 主な変動資材は次の通り。カッコ内数値は変動率
▼等辺山形鋼=1d当たり2000円上昇(1・9%〜2・2%)▼溝形鋼=1d当たり2000円上昇(1・9%〜2・2%)▼H型鋼=1d当たり2000円上昇(1・8%〜2・3%)▼分散剤=1`当たり10円上昇(3・9%)▼生コンクリート(倉吉地区)=1立方b当たり2100円上昇(9・9%〜14・1%)▼再生粒度調整砕石Rm―30、40(鳥取、八頭、倉吉地区)=1立方b当たり3600円〜4500円▼セメント系固化材=1d当たり400円〜900円上昇(2・8%〜6・4%)▼野芝=1平方b当たり30円上昇(6・8%)▼軽油船舶用(小型ローリー)=10g当たり60円上昇(8・3%))▼重油A(ローリー)=10g当たり60円上昇(10・5%)▼ガソリンレギュラースタンド=1g当たり5円上昇(4・1%)▼スクラップ(鉄くず)=1d当たりの売却単価3000円上昇(10・7%)▼スクラップ(ステンレス)=1`当たりの売却単価15円上昇(18・8%)▼(賃)ICTバックホウ(クローラ型クレーン付)=1日当たり3万1800円(新設)▼(賃)ICTブルドーザ湿地7d級=1日当たり3万6400円(新設)▼(賃)ICTブルドーザ湿地16d級=1日当たり4万6800円(新設)

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