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藤岡市は旧公立藤岡総合病院跡地に建設する複合施設の整備基本計画を策定した。基本設計は最短６月にプロポーザル方式で公告する。当初予算で委託料６０００万円を確保した。延べ床面積は５３００�uを想定。概算事業費は約45億円。うち、外構整備を含む建設工事費は約33億円、残る約12億円は設計費や備品購入費、用地費、道路整備費などに充てる。２０２２年度に実施設計、工事は23〜25年度の３年間で進め、25年度中の完成を目指す。
建設地は藤岡９３１−１ほかの敷地１万８６８・５７�u。複合施設を建設するほか、緑地広場、バス乗降所、駐車場などを整備する。
新施設の延べ床面積は５３００�u。構造や階数などは基本設計で検討する。内部には◇図書館機能（２１００�u）＝開架エリア、児童コーナー、開架書庫、サービスカウンター、事務室◇文化・交流機能（８５０�u）＝多目的ホール、貸会議室、多目的スタジオ◇保健センター機能（１８００�u）＝個別相談室、健診ルーム、妊産婦ケアルーム、交流プレイルーム、託児ルーム、調理室、事務室◇その他機能（５５０�u）＝防災備蓄倉庫、共有スペース−の整備を計画する。
図書館機能（２１００�u）として整備する開架エリアは１１５０�uを想定。このほか◇児童コーナー３５０�u◇開架書庫２４０�u◇事務室・更衣室１２０�u◇サービスカウンター、倉庫、トイレなど２４０�u−を整備する。
文化・交流機能（８５０�u）として◇多目的ホール（ホール兼ギャラリー）５００�u◇ホール控え室20�u◇市民活動ルーム（貸会議室、多目的スタジオ）１１５�u◇倉庫、共有部分など２１５�u−を設ける。
保健センター機能（約１８００�u）には、４部屋程度の個別相談室（80�u）や５〜７部屋程度の健診ルーム（４００�u）を新設する。このほか◇交流プレイルーム、一時預かりの託児ルーム５００�u◇調理室55�u◇備品庫、書庫２００�u◇事務室２７５�u◇共有部分など２５０�u−などを予定している。
その他機能（５５０�u）の防災備蓄倉庫は約50�uを想定。残る５００�uについては共有スペースとして使用する。
非常時の一時避難スペースとして使用する緑地広場は、４０００�u程度を計画している。災害時には炊き出しの実施や仮設トイレの設置などを想定した災害用設備の整備についても検討する。このほか、敷地内には思いやり駐車場や駐輪場のほか、バスや送迎用ロータリー、園路の整備を計画する。