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建設経済新聞社
2021/04/01

【京都】左京の三宅第一市営住宅廃止 敷地は約3520u、売却検討 伏見の下津市営住宅も廃止

 京都市は、老朽化に伴い、左京区の三宅第一市営住宅と伏見区の下津市営住宅を廃止した。
 京都市市営住宅ストック総合活用計画に基づき、耐用年限を経過した三宅第一市営住宅及び下津市営住宅において、入居者の移転が完了したため、両団地を廃止した。
 市は2月市会に市営住宅条例の一部改正案を提出し、承認されたため3月30日付で用途廃止。三宅第一市営住宅跡地は売却を検討、下津市営住宅跡地は将来的な売却を含め活用方法を検討する。
 三宅第一市営住宅(左京区岩倉南三宅町)の管理戸数は13戸(RC造・昭和29年度築、W造・昭和31年度築)。敷地面積は3520・55u。用途地域は第一種低層住居専用地域(建ぺい率40%、容積率60%)で、高度地区は10m高度地区。京都市の市有地の活用計画において「売却を検討中」に位置付けられている。
 下津市営住宅(伏見区淀下津町)の管理戸数は8戸(W造・昭和29年度築)。敷地面積は約5068u。用途地域は第一種中高層住居専用地域(建ぺい率60%、容積率200%)、高度地区は20m第1種高度地区。京都市の市有地の活用計画において「ストック総合活用計画では用途廃止団地に分類。将来的な売却等を検討する」に位置付けられている。